機械製品で有れば基盤などの機能に必要最低限な物だけ分かれば、
サイズに合わせて外観をデザインしていくことが可能です。
もちろんデザインを優先し基盤等のサイズを修正していく様な場合も発生します。
デザインと設計をリンクさせながら開発を進めて行くことが出来るのも
CGを利用することで可能となります。
途中のサンプルも作る必要がないのでコスト削減にも役立ちます。
CGでデザインや機能・機構、コストや材質の検討を重ね、
商品開発を行うことが出来ます。
CGは原寸でモデリング(形状成形)していくので、その場で
エラーなどの問題点も把握でき、 3次元での検討が可能となります。
弊社でデザイン・開発した什器「pagoda」もクライアントの要望を反映し、
全てCGでデザイン・設計をしました。
商品開発にあたり、いくつかデザインパターンを作成し、
どの形状や色パターンが最良か、機能面やコスト面でどうするかなど、
様々な要素を比較検討する場合が多々あります。
その都度サンプルを作ることは非常に時間やコストが掛かります。
CGであればカラーリングや形状・コストを反映した材質のシミュレーションなど、
容易に変更することができ、トライ&エラーを繰り返しながら、
製品開発を行うことが可能です。
店舗などの空間デザインを行う際に、
イメージに合った什器や家具が必要となる場合が有ります。
CG利用して、空間デザインと同時に、備品まで製品開発を行うことができます。
ショップなどの販売に必要なサインなどのツールも含め、
ディスプレイのイメージをトータル的に確認しながらデザインできるのもCGのメリットのひとつです。
商品設計にあたり、構造等のディティールの検討が重要となります。
特に可動部分については綿密な計算が必要となります。
CGでモデリングする際は原寸で制作を行っていますので、
エラーなどの不具合もチェックすることが可能です。
機械設計の分野ではあたりまえになった3D設計ではありあますが、
もう少し手軽に、CG利用した開発をしてみてはいかがでしょうか。